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カテゴリ:我が町自慢( 3 )

我が町を走る日本一

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 梅雨真っ盛りとはいえ、この日も雨のない日曜日。ドット模様の日傘を差し、それに合わせたたようなスカート。肌には吹く風を感じないのに、かすかに風に揺れ涼しげです。「この町に暮らして、初めてだよね」「そうね、こんなに近いところなのにね」。この日のデートはクルマで10分、我が町を走る「日本一」の電車を見にやって来ました。

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 ちょっぴりプチ自慢、「日本一」線路幅が小さな電車なんです。ナローゲージと言って762ミリ軌間、小さいながらも地域の足として走っています。ちなみに私鉄大手の京浜急行で1435ミリなので約半分、小ささがわかって貰えるでしょうか。車内は向き合って座ると、お互いの膝がくっつくほど狭いんです。

f0175804_2245420.jpg このナローゲージ鉄道は全国でも2箇所しかありません。長年、近畿日本鉄道が経営してきたんですが、クルマの普及やスピードの遅さから乗客が減少。数年前に地域自治体の支援によって、三岐鉄道が経営を継承しました。

 総路線は二市一町間を走るわずか20キロ余り。駅数は14、そのうち無人駅がなんと9駅なんです。勿論すべて単線、最高時速45キロなので法定速度で走るクルマ並。超スローですね~。明治45年運行開始、歴史のある鉄道なんです。 と言うことは…「剣岳点の記」の5年後、そうなんだぁ~。

 
 田んぼの緑と車両の黄色、コントラストがいいですね~。喉かな田園風景を「ガッタン、ごっとん」ゆっくり走ります。平日の学生や高齢者の外出などに利用されてる電車なので、日曜日のホームには誰もいません。

 おや、ちょうどカーブの先からやって来ましたよ。可愛いですね~、まるで孫ちびっ子たっくんのおもちゃのようです。周りの風景にすっかり溶け込み、遊園地を走る電車のようです。




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 「今度終点まで乗って、電車デートしようか。」「そうね、ピクニックバスケットにおにぎり持ってね」。「沿線に咲くコスモスが爽やかに揺れる頃がいいかな」。そんな会話をしながら、休日ショッピングのスーパーへクルマを走らせたのです。
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by shizuo7f | 2009-07-09 22:18 | 我が町自慢 | Comments(48)

我が町の上げ馬

f0175804_18473399.jpg  「上げ馬、見にいく?」「いいわね~、お天気も良さそうだし」。今年も地元いなべ神社春の大祭、「大社祭(おやしろまつり)」がやって来ました。試楽祭と本楽祭、二日間にわたって行われます。

  明日はお友だちとお泊り旅行の奥さま。揃って出かけるチャンスは今日しかありません。地域のお祭り事なんですが、随分久しぶりですね~。確かまだ孫ちびっ子のパパが、2才くらいのときでした。

  って言う事は…、今の弟たっくんよりも小さかった頃です。はっきり記憶がありませんが、ベビーカーを押しながら行ったんだと思います。

f0175804_18485212.jpg  「ホィ!ホィ!ヤ~」、興奮した神馬にまたがる勇ましい青年騎手。

  目の前の馬場には、すでに上げ馬を直前に控えた乗込みが始まっていました。16、17歳の青年騎手、頭に花笠、腹に腹帯を巻き、背には矢箱を背負っています。なんと華麗な武者姿でしょう。

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  じっと見つめる奥さま、「凄く勇ましいわね~」。「こんなに近くで観ると迫力あるね~」とわたし。そんな会話をしているわたし達の前で、激しく抵抗する神馬。突然騎手の青年を振り落としてしまいました。ゴツン~!「大丈夫かしら」、心配そうにわたしを見つめます。

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f0175804_1854965.jpg  高さ約2.5mもの崖を一気に駆け上がるんです。人馬一体となったそのさまは迫力と緊張感で見物客の心を捉えます。この上げ馬とあわせ、流鏑馬の奉納も行われます。この地に800年以上も続く伝統神事で、三重県の無形民俗文化財に指定されているんです。

  同じ町内にあるとはいえ、わたしの住む住宅地は開発されまだ30数年。いかにその歴史が長いかがわかります。まさに我が町自慢。地域の偉大な祭りと思う割には、随分ご無沙汰していました。

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緊張する馬場の横では、のどかな光景も。

  「ほら~、可愛いポニーだよ」、「そうね~、小っちゃくて愛らしいわ」。珍しいものでも見るように、怖々近寄るちびっ子達。餌の草を楽しげに与えている女の子。仲良し姉弟ですね、すっかりポニーがお気に入りになったようです。おやおやこちらでは、ポニーにまたがりあぜ道をポッカポッカ。

 わたし達も乗ってみたくなりました~♪




我が町自慢の、
 「大社祭(おやしろまつり)」です。
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by shizuo7f | 2009-04-04 19:17 | 我が町自慢 | Comments(36)

幽静館(木村記念館)を訪ねて

f0175804_8361890.jpg  早いものですでに5年が経ちます。わが町の広報レポーター公募があり、町長から委嘱して戴き、町のアチコチをレポートしました。毎月町から発行される広報には、わたしのレポートが載り、ワクワクどきどきの一年間を過ごしました。今朝は楽しかったあのときに、ちょっとタイムスリップしてみようと思います。そしてチョッピリ我が町自慢も。

f0175804_8385528.jpg  今回のレポートは、町の中心部にある幽静館(木村記念館)です。我が町が輩出した清潔な政治家で、偉大な功績を残された唯一の名誉町民、故木村俊夫氏を顕彰した旧木村邸跡地に建設されています。館内には、木村家から寄贈された俊夫氏、父秀興氏、祖父誓太郎氏の3代にわたる足跡を記す資料が多数展示されています。

  玄関前の石畳を通り風情のある木製門をくぐると、庭には幽静館の記が設置されています。木村氏の先祖は、近江の国司佐々木氏の一族であり、中世乱を避けてこの地に移り住み、農を生業とし繁盛した家と漢文で記されています。更に「幽静館」の云われも興味深く表示。八角形の建物は町民中村さんによる設計(第14回三重県建築賞入選)です。八の数字は七転び八起きなど縁起の良い数字と云われています。

f0175804_8394855.jpg  メモリアルホール(館内ホール)に入ると、まず目につくのがタペストリー。色とりどりの糸で模様などを織り出した、つづれ織りの壁掛けです。木村俊夫氏の「政治に人格を」を貫き通した、政治家としての清潔さをイメージしたものだそうです。

  展示コーナーは木村家歴代当主、俊夫氏をはじめ木村家三代の数々の功績と時代背景を年表に綴り紹介されています。広く町民の方々が郷土に対する認識を深め、歴史を大切にし、豊かな未来への出発をめざすひとつの大きな拠点として、幽静館を設置しますと記した額が掲示されていました。

f0175804_840589.jpg  木村俊夫氏が官房長官・経済企画庁長官・外務大臣の就任当時の、記念の品々が展示されています。又、代々伝わる幽静館記など100点の遺品が展示されています。元中曽根総理からの俊夫氏への弔辞(昭和59年11月3日)も。「姿性温厚・郷土を愛し・弱者と平和・不屈の闘志・一生を貫く」などの自筆の言葉が心に強く印象に残りました。

  町在住の元教師山口さんに、今回のレポート同行をお願いし説明して頂きました。熱っぽく木村家三代の歴史を、そして人間俊夫氏の温かく庶民的な人格について、お話を伺いました。あなたはもう訪問しましたか?我が町誇りの幽静館(木村記念館)へ。休館日は火曜日・年末年始、開館時間は午前9時~午後4時、入場無料です。庁舎前の故木村俊夫像もご覧ください。

f0175804_8415347.jpg  とまぁ、こんな調子でレポートしたんです。そばで奥さまが手を叩き、「良くできました~」って褒めてくれました。近い時期に機会がありましたら、また我が町自慢を兼ね紹介したいなと思っています。
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by shizuo7f | 2008-06-14 08:46 | 我が町自慢 | Comments(4)