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ありがとうの言葉

f0175804_1401282.jpg 我がお嬢さま達が、わたし達によく言うんです。「まるで恋人どうしのように、いつも寄り添ってるね」、「そんなに会話がよく弾むね」って。「そうかなぁ、普通だと思うけど」と返すんです。土曜日の昨日も、お出かけついでのウォーキング。すっかり晩秋の景色になっていた遊歩道を、お喋りしながら歩きました。休日のたびに、今年も随分歩きました。その歩いた数だけお喋りも。

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  心地よい汗をかいた後、園芸ショップへ。そして今、我が奥さまは庭仕事。どんな作品が出来るのか楽しみです。ミニ葉ボタンをメインに、ビオラやシロタエギク、デージー、ピンクのスイートアリッサム。紫色を基調にした、チョット大人の寄せ植えが出来上がる予定です。ブログを綴り終えたら、庭に出て観てあげようと思います。たぶん、「うわぁ~綺麗に出来たね」って言うと思います。

f0175804_1425695.jpg 言うといえば、会社へ持たせてくれる弁当も含め、三度の食事について不満を言った記憶はありません。勿論、「今度これが食べたいなっ」とリクエストすることはあります。たぶん食事のことで、奥さまを困らせたことはないと思います。結婚するまでの独身時代、少しだけ一人暮らしがあったことで、「食べる」ことの大変さを体験したからかもしれません。

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 二人の孫が5才になり、そして3才になろうとしている今、わたし達の結婚生活も少し年季が入ってきました。それでも新婚時代からずっと今でも食事の用意が出来、「ご飯よ~」の奥さまの声に、反射神経のように「ありがとう~」と言葉を返しています。当然「ごちそうさま」も労い言葉のセットのように。夫婦の間で、なんと水臭い会話かと誤解されそうです。そう、わたしは奥さまに必要以上に、「ありがとう」とか「美味しかったよ」とかを言い過ぎるのかも知れません。

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 若いころ、そんな返事止めようかと何度も自問自答したんですが出来ませんでした。口癖のように出てしまうんです。一事が万事、「早くお風呂に入ったら」とか、「あまり夜更かししないようにね」とか、毎晩のように声掛けしてしまいます。わたしの、「おやすみ~」「おはよう~」の言葉に、お嬢さま達の口からもいつしかそんな言葉が聞かれるようになりました。

f0175804_1462554.jpg  チョッと変わっているのかもしれません。「男は黙って」が出来ないんです。「愛しているよ」が日常的な、欧米型の男性にいつしかなっちゃいました。今更、平均的な日本の男性に戻れません。早い時期に両親を亡くしたわたし。高校生になったばかりでした。そういえばその頃、ずっと思っていたことがあります。「将来、お嫁さんになる人には、優しくしてあげ、ずっと仲良くしていよう!」と。こんな頃から今のわたしがあったのかも知れません。

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  いつしか、「夫婦でもはっきり言葉にしなきゃ」のわたしになっていました。子どものころ、親から誉められる事が多かったように思います。ご近所のひと達からも、「えらいね~」「お利口さん」とかよく言われ嬉しかった記憶ばかりがあります。そんな延長で照れもせず、奥さまの誕生日には花束を。そして、バースデーカードをしのばせ贈るのかもしれません。瞬間の喜ぶ顔が見たいだけです。わたしの勝手な行動に、いつも乗ってくれる奥さま。そうさせてくれる事に感謝しています。

f0175804_1485166.jpg 先日偶然、「精進料理」について知る機会がありました。「お釈迦さまが精進を奨励した訳でもなく、ご自身がベジタリアンだった訳でもありません。もともとは、お布施の食べ物を有り難く戴く、というところから始まってて、出されたものは何でも有り難く頂戴するという心」が息づいているんだそうです。それを知った今、たぶんこれからも食事前に手を合わせ、「いただきま~す」と言うと思います。「美味しかったよ」「ありがとう」と。わたしも、「あなたが居るから 頑張れる」。
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by shizuo7f | 2008-11-30 14:16 | その他 | Comments(40)

いい夫婦の日パート2

f0175804_21441474.jpg  いつもとおんなじ時間に心地よく目覚めたんです。せっかくの朝なので、もう少しゆっくりしようかと思いましたが、気づいたらもう起きていました。窓の外はこの朝も絶好の天気。カーテン越しに射し込む光は、晩秋とは思えないほど目に眩しく感じます。隣りの奥さまは、もう起きて何かしているようです。「おはよう~」「おはよう」、いつもの会話でこの朝も始まりました。

  「朝湯、入って来ようかなぁ」「そうね、食事前にね」。誰もいないかなと思ったんですが、すでに数人の先客がいました。湯気に曇った窓ガラス越しの景色は、一昨日の雪が踏まれずそのまま。まるで額縁の水墨画のようです。あぁ~、からだの芯からほぐれていくようです。こんな気持ちが「幸せ」って言うんだろうなぁ。しばらくお湯につかり、無心に。

f0175804_21484079.jpg  ワイワイがやがや、楽しい朝ご飯。朝から笑いが絶えません。バイキングだったので、他のお客さまと一緒です。見たらわたし達だけが、はしゃいでいるような感じです。つられたのか、次第に周りのテーブルにも談笑が。お嬢さまは、わたしの皿に何度もサラダを盛ってくれます。小さなトースト2~3枚だったんですが、スープなどもあり少し食べ過ぎてしまいました。

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  夕べのうちに早々とお土産をゲットしたんで、早い時間の出発ができました。後で気づいたんですが、ホテルロビーで撮った一枚が数少ない集合写真。みんないい表情をしています。嬉しそうな顔を見て、やっぱり来て良かったと思いました。さぁ~、今日はいよいよアチコチ巡る日です。どんなワクワクが待ってるんでしょうか。

f0175804_21505840.jpg  泊まったのは、奥日光にある湯ノ湖の湖畔。決して大きなホテルでもなかったんですが、今のシーズンには珍しく満室。もう一度、夏のリゾートとして来たいなと思いました。少し雪化粧した山々がなんとも素敵です。前日、フロントに聞いた通り、「紅葉と雪の競演」そのものです。


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  ホテルを発って数分、湖畔の雪が余りにも綺麗なので立ち寄ることに。わたし達にとってこの季節、初めて触れる雪です。レンズ越しに見る、はしゃぐお嬢さま達。何だか幼かったころに戻ったようです。「もう少しのんびりしたいけど…」、「そうね、先に急ぐほうが」。本当は雪合戦でもしようかなと思いましたが、クルマに戻り、中禅寺湖へと向かいました。くねくね道で有名な「いろは坂」。見える景色は広葉樹と針葉樹の原生林、手つかずの自然を満喫という感じです。そうそう辺りには野鳥も多く、湖面にはマガモの泳ぐ姿も観ることができました。

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  最初の訪問地、「日光二荒山(ふたらさん)」。そこは神さまがいると信じた山岳信仰の地なんです。わたし達日本人の先祖は、天高くそびえる山を命の元と考え、大切な水を恵んでくれる山々に、恐れと尊敬の心を抱いていたそうです。開祖は今から1200年以上も前、奈良時代の末。鎌倉時代以後は、関東の守り神として幕府、豪族の信仰をあつめたそうです。良縁の願いも聞いてくれるとの案内を見て、早速二人のお嬢さまのことをお願いしました。そしてご朱印帳に記して戴いたんです。

f0175804_21565124.jpg  しばらく走ると小さな案内看板が。「竜頭(りゅうず)の滝」とあります。名前の通り、ごつごつした巨岩の先が竜の頭のように見えます。白い水しぶきをたてながら、かなりの勢いで流れ落ちています。「折角の“いい夫婦の日”だから撮ってあげるよ」と、お嬢さま達がカシャとしてくれました。

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f0175804_2213912.jpg  かなりの渋滞の後、やっとのことでメインの訪問地「日光東照宮」に到着。参道には溢れるほどの参拝者。ここを決めたのは2つの理由がありました。一つはお嬢さま達に「運気」が来るよう、もう一つはわたし達の徳川イアーの締め括り。そう、春の「徳川美術館」、初夏から観始めた「篤姫」、そして家康を祭る「東照宮」なんです。本当はライトアップで観たかった高さ35メートルの五重塔。仲良く3枚目のツーショットです。

f0175804_22694.jpg  凄いですね~。もう階段からこぼれるほどの参拝者です。陽明門をくぐるまでにどのくらい時間がかかったでしょう。やっとのことで本殿にたどり着きました。この陽明門は、別名「日暮らし門」とも呼ばれるそうです。一日中見ていても飽きないことから、そう言われているそうで国宝です。真南を向いて建っています。

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  東照宮の建物に刻まれた彫刻の総数は、なんと5173体。一つひとつが素晴らしい芸術品です。やっぱりここでもご朱印帳、わたし達の記念のスタンプラリーなんです。ご存知ですか、あの「三猿」も観ました。「見猿、言わ猿、聞か猿」です。そして思い出しました。「人の一生は重荷を負うて遠き道をゆくが如し…、不自由を常と思えば不足なし…」、そう家康公の遺訓です。

  帰りのクルマは、行きよりかなり重く感じました。何故でしょう。お土産?いいえ、楽しかった思い出でいっぱいになったからでしょう。最後まで誰一人眠ることなく、ひたすら570キロを走ったんです。後ろからときどき肩を揉んでくれたお嬢さま。チョットは「いいファミリーの日」になったかな。ささやかな小旅行。明日からみんな、またぼちぼちやろうね~。
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by shizuo7f | 2008-11-27 22:17 | その他 | Comments(47)

いい夫婦の日パート1

f0175804_10101598.jpg   今年の「いい夫婦の日」は、先週初めから始まっていました。そうまるで「いい夫婦ウィーク」のように。偶然手に入った試写会チケット、「私は貝になりたい」。主演中居正広さんが、映画紹介のなかでも言っていました。「夫婦のあり方」についての視点でもぜひ観てほしいと。そして、妻役の仲間由紀恵さんの事を「まさに“日本の理想の妻”でやりやすかった」と寄り添う“妻”を大絶賛していたそうです。
  その言葉を聞いたからでもないんですが、観終わったときからこの日まで、もうどれだけ奥さまと「夫婦」について感想や思いを語り合ったことでしょう。多分、映画の長さ以上かもしれませんねぇ~。

f0175804_1011190.jpg  そして22日、待ち焦がれたその当日を迎えたんです。秋晴れの素晴らしい朝になり、みんな顔を見合わせニッコリ。
  今年は23日の「いいファミリーの日」もセットのささやかな小旅行にしました。二人のお嬢さまも同行し、昨年とは違います。前夜準備しておいたキャリーバッグは、すでに運び込むだけ「ホテルチケットなど忘れ物はないよね」「え~と、あれも入れた。そしてこれも持ったわね」。最終点検を済ませ、さぁ出発~。ハンドルを握るわたしの横は勿論奥さま、そして後部座席は二人のお嬢さま。お気に入りのCDもチャンと積み込みました。

f0175804_10113263.jpg  眩しく昇るお日さまに向かって、片側三車線の高速をどんどん走らせます。連休初日なんですが、早朝の高速は快適走行です。そしてこの朝車内を流れる音楽は、奥さまお気に入りの「隆さま」ではありません。お嬢さまが持ち込んだXジャパンの何枚かのCDです。
  走ってから数時間後、左手に何やら大きな山が見えてきました。「見てごらん、ほら綺麗な富士山が!」「うわぁ~、青い空に雄大ね~」「なんと裾野が広いこと!」。車内では、歓声に似た会話が飛びかいます。「少し眺めていこうか」「いいわね~」。滅多に見られないそうです。たまたまこの日は、わたし達の為にその美しい姿を現してくれたようです。

f0175804_10121091.jpg  走行距離570キロ、長い長~いドライブ。ホテルに到着したのは、自宅を出発してから10時間が経っていました。前日フロントに聞いたとおり、近辺はまだ雪が残っています。「やぁ~、着いたね」「お疲れさまでした」「なんとかたどり着いたって感じね」。湖のほとりに建つ、静かな高原ホテルです。まさに晩秋の景色が素晴らしい、「紅葉と初雪の競演」です。

  ここは国立公園内にあり、1200年もの歴史ある温泉。自然環境に恵まれ、身もこころも癒される感じがします。数週間前に観た、「秋の紅葉紹介」のテレビ番組。そのままのロケーションに満足です。お湯は乳白色、硫黄温泉なんです。ゆっくりの~んびりつかり、やっぱりこの日も「んん~、極楽、極楽」って言ってしまいました。湯気で曇った窓から眺める景色は、まるで額縁の絵のようです。足跡のない降り積もった白い雪、贅沢な空間にいる幸せを感じました。
 
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f0175804_1015137.jpg  お湯から出ると、すでに御馳走の準備がされていました。「これからも夫婦仲良く、いいファミリーでありますように、乾杯~♪」。呑めない奥さまもお付き合い、小宴会の始まり始まり~。少食だった奥さま、最近すっかり食べられるようになったんです。お喋りしながら、箸を運ぶペースはわたしと一緒。そんな奥さまを横で眺めるわたし、そのわたしを見る二人のお嬢さま。お酌して貰うビールの美味しいこと、呑める妹お嬢さまと楽しい杯の酌み交わしです。





f0175804_10161150.jpg  みんなでホテル内のお土産探検です。「これ可愛いわね~」「これもいいわね~」。後ろで眺めていたら、まるで修学旅行の女学生のようです。




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  二人のお嬢さまには良縁が得られるようにと「恋愛運」、奥さまにはこれからも我が家の太陽をと願って「健康運」の天然石をプレゼントしてあげました。高価ではありません、子どものおもちゃほどです。そんなものでも手にぎゅっと握りしめ、「ずっと大切にバッグに持ってるね」って言ってくれた奥さま。お嬢さまも満足そうです。

  窓から眺める風景は、すっかり夜の景色になっていました。「さぁ~、明日はいよいよだね」「おやすみなさ~い」(パート2に続きます)。
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by shizuo7f | 2008-11-25 10:37 | その他 | Comments(38)

ボジョレー・ヌーヴォー

f0175804_2132592.jpg 11月の第3木曜日。そう昨日の20日、今年も新酒「ボジョレー・ヌーヴォー」が解禁されました。毎年この時期になると、ニュースなどでも話題に。時差により日本は、先進国のなかで最も早く解禁を迎えたんだそうです。又、この時のためにワインとしては例外的に空輸されるとか。ブログフレンドの元気ばばさんご夫妻も、美味しい解禁の話題を綴ってみえました。

 午前0時の瞬間に販売を開始。ワイン梱包箱にはちゃんと、「11月20日午前0時以前の販売及び消費厳禁」の文字が書かれていたそうです。解禁日が設けられた訳、それはヌーヴォーがよく売れるということでらしいです。各メーカーが、競い合っていち早くヌーヴォーを出荷しようとし、美味しいワインができていない段階で出荷。やむなく解禁日が設けられたんだそうです。

f0175804_2143817.jpg 今年も長男夫婦に先ほどプレゼントしました。ワイン大好きお嫁さんと仲良く、二人だけの会話をしながら味わってもらいたいんです。そうわたし達が一番プレゼントしたいのは、夫婦の有意義な時間なんです。ワインがそんなきっかけになれば、こんなに嬉しいことはありません。どんな会話をしながら、グラスを傾けるんかな。

 最近わたし達夫婦のことを、「オシドリ夫婦」と呼んでくださるブログフレンドの方がみえます。そう感じられたのでしょう、嬉しい事です。日常あれこれ考えなければならないことが多すぎます。だからこそ夫婦が仲良く、こころ通い合わせ暮らせば、困難も乗り越えられ、楽しい毎日が過せると思います。長男夫婦にも、そうなって欲しいと願っています。

f0175804_215317.jpg 「いい夫婦の日」に向けて選ばれる、今年の「パートナー・オブ・ザ・イヤー2008」。ベストカップルに選ばれたのは、朝原宣治さん・奥野史子さんごご夫婦。ご存知ですか?北京オリンピック陸上で活躍されたご主人。「夫婦愛」「内助の功」「理想のふたり」といった推薦理由があったそうです。オリンピック出場までの奥さまの支えが、共感を呼んだとのこと。夫婦円満の秘訣は、「思いやり、理解し合い、尊重しあうこと」と仰っていました。

f0175804_2162554.jpg 明日22日は、「いい夫婦の日」。そして明後日23日は、「いいファミリーの日」です。みんな仲良く暮らせていることに感謝し、これからも元気に過せるよう考える機会です。待ちに待ちました、今年は二人のお嬢さまも一緒です。じゃぁ、行って来ま~す。
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by shizuo7f | 2008-11-21 21:13 | その他 | Comments(22)

いい夫婦の日パート1♪ 「私は貝になりたい」

 きのうの朝、会議中に携帯が鳴りました。何かあったのだろうかと一瞬思いながら、会議室を出て怖々通話ボタンを押したのです。弾んだ声色だったのでほっとしました。「会社へまでと思ったけど…」「うん、いいよ。なぁに?」。「今夜、試写会に行かない?」「えっ何!」「戴いたのよ~」。

 たまたま観たいと言っていた、今週末22日公開の「私は貝になりたい」。そう奥さまのお気に入り、仲居さんの主演映画です。わたし達が、映画大好き夫婦なのをご存知のご近所さん。嬉しいプレゼントをしてくださったのです。なんと今週は、「シネマウィーク」になってしまいました。「レッドクリフ」に続き、それも始めての試写会です。早くも今週末の「いい夫婦の日」がやって来ました♪。

f0175804_6134355.jpg 玄関チャイムを鳴らすと、なんとすでにお出掛け服の奥さま。すっかりスタンバイモードでした。わたしは通勤服を着替えもせず、そのままクルマをいつもの劇場へワクワクしながら走らせたのです。車内の二人は、「試写会なんて、特別待遇だね~」「なんだか芸能人か、選ばれた人みたい」、とまるで子どもの会話です。

 
 こんな夜の劇場へ来るのは、ほとんど始めてです。チョッと時間が遅いだけでなんだか大人の時間を過すようで、ドキドキしました。周りはすべてご招待された方ばかり。公開前に観られる事だけで、上映されるまでの待ち時間がいつもと違うものでした。「そういえばフランキー堺って知ってる?」「知ってるわ」「確かわたし達が十代前半の頃、この“私は貝になりたい”をテレビドラマでやってたんじゃないかな」「聞いたことはあるわ~」。劇場関係者の舞台あいさつの後、いよいよ辺りが暗くなり上映時間です。

 打ち寄せる白い波、どこまでも青い空。緑豊かな四国高知の漁港町。そこで床屋を開業し暮らす清水豊松(中居正弘さん)と、妻の房江(仲間由紀恵さん)そして一人息子の健一。戦時下で貧しいながらも、幸せに暮らしていました。そんな豊松に「赤い紙」、そう召集令状が届くんです。戦地へ赴き、過酷な軍隊生活、終戦の日を迎えようやく楽しい家族との日常。そこへ突然、MPが…。

 何度も、何度も涙するシーンがありました。「ふさえ、賢一さようなら お父さんは二時間ほどしたら遠い遠いとこへ行ってしまいます。もう一度逢いたい、もう一度暮らしたい…」。「こんなに酷い目に会わされる人間なんて…。深い深い海の底の貝だったら、戦争もない、兵隊もない。どうしても生れ変らねばならないのなら…、私は貝になりたい」。

f0175804_6172099.jpg あまりにもむごく、悲しいラストシーンです。終始大粒の涙を流し、スクリーンを見つめる奥さま。周りのお客さまもすすり泣く姿があちこちに。戦争の悲惨を訴えた、中居さんの迫真の演技。

  平和な今の日本から外に目を向けると、方々で行われている紛争。戦争は駄目です、絶対に。先日テレビで観た中居さんの「夫婦愛がしっかり描かれたこの作品をきっかけに、幸せな夫婦生活を送ってください」のメッセージを思い出しました。早々と「いい夫婦の日」の嬉しいプレゼントを戴き、幸せなわたし達です。
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by shizuo7f | 2008-11-19 06:25 | 映画 | Comments(28)

レッドクリフ PartI

 しとしと雨が降る日曜日の昼下がり。今月の「二人のシアター」は、「レッドクリフ PartI」。実は我が奥さま、この映画は数日前にお友達とすでに観ていたんです。よほど感動したのか、ぜひもう一度わたしと観たいということで出かけてくれました。

 朝から、「これにしようかしら、いやこっちの方が~♪」と、洋服選びを嬉しそうにしていました。外の雨とは対照的に、二人の気持ちはお日様が顔を出す快晴でした。

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 来春4月に「レッドクリフ PartⅡ」も上映されるらしく、わたしとしても観ておかない訳にはいきません(^_-)。

 館内は最近見たこともないほど、超満員の観客でいっぱい。いつもよりやや前辺りのポジションをキープしたわたし達。始まるまでのワクワク感が堪りません。興奮し渇き気味の喉を温かいコーヒーで潤し、楽しいお喋りをして待ちました。

 初めて観るわたしに気をつかい、当然クライマックスは、「シ~」と口元に人差し指を立てる仕草。

 日本でもみんなが知っている中国史伝「三国志」。世界的ベストセラーです。そのうち最も有名な合戦、「赤壁の戦い」がスクリーンに映し出されます。時代は西暦208年。壮大な戦い、そしてその人間模様を2部の構成で描いているんです。第1部がこの「PartI」。諸葛孔明を格好よく演じた金城武さん、その微笑も、そして名軍師ぶりも名演技です。戦闘シーンはスケールも超一級で、前評判通り迫力満点。

 どう戦うというんでしょう!曹操の軍勢80万人に対し、孔明(金城武さん)と周瑜(トニー・レオンさん)の連合軍6万人。

 製作費100億円で迫力あるアクション・アドベンチャーシーンをいっぱい見せてくれました。「友情、勇気、愛の大切さを伝えたい」のジョン・ウー監督の言葉にうなずきました。ヒロインのリン・チーリンさん、とっても素敵な人。我が奥さまも、「あんなに可愛い女性、最近見たことない」と何度も言っていました。

f0175804_6211635.jpg 「あのシーンは感動したねっ」、「あのセリフは上手い表現だったよ」。帰りのクルマの中は、二人の感想と論評がいつも以上に大盛り上がり。当然、わたし達の評価は星三つ。

  今度の「二人のシアター」は、シックスワンダーフリー。ポイントゲットで、ご招待になります。何を観ましょうかね。たっぷり充電できた週末デイト。さぁ~、きょうから新しい週が始まります。行ってきま~す。
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by shizuo7f | 2008-11-17 06:30 | 映画 | Comments(24)

人間だもの

f0175804_6153968.jpg 「病気を招くのも治すのも、自分次第」、先日の社内メールのことです。社員の健康をサポートする、ある機関から届いた情報。仕事中斜め読みしていたんですが、「病気になるのは不幸だとか、運が悪いと考えていませんか」の問いかけに、ハッとして真剣に読み入ってしまいました。話しの結論は、日ごろわたしが考えていることとピッタリ一致。今朝のテーマは、「ためになる健康の話し」を少し。

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 物事の結果には、すべてその原因がありますよね。仕事やボランティアなどに全力投球し、頑張り過ぎたわたし。その結果ドクターストップとなり、入院をするはめになりました。1年半くらい前のことです。勿論それだけが原因ではありませんでしたが、遠因のひとつだったように思います。メール文には、「病気になる多くの場合、自分の生き方や考え方で無理をし続けてきたから」とのこと。そして「からだからの“無理しすぎだよ”というサインが病気です」と。なるほど、病気へ向かうメカニズムです。

f0175804_6184025.jpg そしてこうも言っていました。「自分の性格や考え方、日々の生活などを見直し、無理を改善していけば、よほど重症でない限り、病気は治癒の方向に向かいます。さらに病気を予防することもできます」と。努力次第では直したい性格も変えられると思いますが、わたしは先ず「変なクセ」を直すようにしています。“そう思うことで、容易にその原因を取り去ることができる”が持論になりました。

 
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 病気にならないまでも…。悩み苦しんでいるとき、振り返ってみると「あっ、そうだ、また変なクセが」が度々。しょうがないですよね、どこかで聞いた言葉じゃないですけど、「人間だもの」。「病気になる前には、なんらかの前兆があったはずです。徹夜続きの仕事が続いたり、会社や家庭での人間関係で悩んだり、何かで落ち込んでいたということは、振り返ってみるとよく分かります」と。とにかく「前兆に早く気づき、生活を改善したり、気分転換をはかれば、病気を未然に防ぐこともできます」で結ばれていました。

f0175804_6205610.jpg 「病気は『だれかに治してもらう』という人任せの考えではなかか治りません。病気を招くのが自分なら、病気を治すのも、未然に防ぐことも自分なのです」にうなずいたのです。
 さぁ~、きょうは週末、元気を出して行ってきま~す。
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by shizuo7f | 2008-11-14 06:26 | 健康 | Comments(32)

ぶらり園芸ショップ

f0175804_693874.jpg  わたし達のお気に入り園芸ショップ。クルマで15分ほどの郊外にあり、ドライブを兼ね、休日によく出かける素敵なお店です。いつも花を求める人達でごった返していて、なんでも揃う大きなお店なんです。11年前に販売を開始し、農村活性化利用事業の補助を受け、現在の売店を建設したとか。まさに地域の方々のレジャー施設です。なんと園芸売り場面積は1ha、駐車場も1haと広さもビッグです。

f0175804_6101983.jpg 喫茶店やタコ焼き屋さん、それに新鮮野菜のテナント店も。最近では趣味のドライフラワー作りのお店もオープンし、見てまわるだけでも楽しく過ごせます。鉢花物の単価は、近くの園芸店やホームセンタと比べかなりお値打ち、「物によっては他店の半額」の物も。奥さまとぶらり出かけ、ここで季節の花を仕入れているんです。「今年のビオラは薄い青と白色にしようか~」、「そう、いいわね~」。そんな会話をしながら、並んだ苗を品定めしています。ブログフレンドbelaさんのように、種から育てる方法がいいんですが、手軽に苗を求め楽しんでいます。

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  並んでいる鉢物販売コーナーは、木製の枕木が設置されています。この上に、赤白黄色の可愛い花が並んでいるんです。なんとも素朴感があり癒されます。広い駐車場に停められたナンバーを見ると、地元「三重」が多いんですが、名古屋、岐阜ナンバーも結構見られます。早くも出回っている、真っ赤なポインセチアや白いシクラメンをトランクに積み込んでいる方々が見られました。

f0175804_6161827.jpg  そういえば花のない真っ赤なポインセチア、明治時代に日本に来たそうです。雑草のセイタカアワダチソウと一緒で、いわゆる帰化植物なんだそうです。和名は「ショウジョウボク(猩々木)」といい、「大酒飲みの赤い顔」から来てるとか。なんともクリスマスイメージとは程遠い、似合わない名前ですね。紅葉した赤い葉と、緑の葉色のコントラストがお洒落です。

  あれこれ季節を感じ過ごす日々。「ボジョレヌーボー」「いい夫婦の日」「結婚記念日」「イルミネーション」「クリスマス」「迎春準備」・・・。そうそう、年賀状の準備もしておかなくちゃ。何かと楽しい、多忙が続くわたし達です。さぁ、会社へ行かなくちゃ。
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by shizuo7f | 2008-11-11 06:21 | | Comments(34)

我が家の三種の神器

f0175804_936773.jpg 1年半前に9キロほど痩せ、現在もほぼキープしています。ベスト体重に対しあとわずか減量が必要なんですが、深刻な体重オーバーでもありません。
 振り返ってみると、今無謀なことをしていたなと思うことばかりだったんです。そのときは、余り考えもせず、むしろこれがわたしの使命、生きがいと勝手な理由を付け自信たっぷりでした。
 奥さまの忠告も聞き入れもせず、仕事やボランティアの全力投球。不規則な生活や、乱れた食生活。からだへの負担がピークに来たとき、気づいたらドクターストップ。




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 ラッキーなことに、痩せることができたのは、始めての入院がきっかけなんです。2週間ばかり入院し、そのときのしっかり管理された病院食のお陰。勿論、お見舞いの果物とかお菓子類も自主的にセーブしました。その延長で、1ヶ月間の自宅療養を過ごし、今に至っています。もう二度と入院したくない気持ちと、お医者さんのアドバイスが肥満脱却の強いモチベーションになりました。

f0175804_1043190.jpg 入浴後の体重測定は、もうすっかり習慣になっています。朝一番の血圧結果も含め、奥さまといつも健康手帳に記録しているんです。すでにそのノートは2冊目。
  きのうの朝も、「どう、体重増えてない?」「お陰さまで、大丈夫だよ」と朝ご飯を食べながらの会話。「そういえば、数日前の新聞のことなんだけど」、と話しかけたんです。




f0175804_105258.jpg  『カロリー制限で血流増大に効果』。名古屋大学の教授らで作るグループの研究結果に目が留まったんです。カロリーの摂取制限、つまりダイエットをすると、血管が作られて血流が良くなるそうなんです。米医学誌電子版に発表したとのこと。
  「肥えると心筋梗塞の発生頻度が高まる」ことは、一般的に知られていることなんですが、この予防や治療にカロリー制限が有効との科学的な証明がされたと言っていました。ホルモンがどうとかの難しいことは解りませんが、ダイエット中の我がお嬢さまも益々やる気になる筈です。

f0175804_10113698.jpg 可笑しなもので我が奥さまは、お嬢さまと正反対。500グラムでも肥えたいんです。ここ数年掛けてやっと2~3キロ増え、「最近頬がふっくらしてきたね」って言ってあげると、嬉しそうにほっぺに手を当て「そ~お」って喜んでいます。
  最近では、一緒に外食してても、食べるペースがぴったり一致。そして食べる前のわたしへの小分けもなくなり、すべて完食。「えらいね~」って冗談半分に言うと、ニコッと笑っています。そんな話しを痩せたいお隣りさんに言って、「ナント!羨ましい」と大笑いされたそうです。

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 我が家の「三種の神器」。勿論健康グッズの、「血圧計・体重計・歩数計」。振り返ってみたら、奥さまとの休日ウォーキングもすっかり定着しました。季節の草花を見ながら、他愛もないお喋りを楽しんでいます。30分ほどのわずかな時間ですが、だから出来るんだと思います。晩秋から初冬を迎えるこれからも、お喋りしながら歩けば気持ちもからだもぽっかぽか。今日の日曜日は、チョット遠くの公園を歩こうかな~♪。
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by shizuo7f | 2008-11-09 10:11 | 健康 | Comments(36)

秋色に誘われて

f0175804_642966.jpg  先週の新聞で、『秋色の御在所(ございしょ)』の記事を見たわたし達。ロープウエーの白い鉄塔付近の紅葉が見ごろを迎え、木々が赤や黄の色鮮やかさを増したと報じていました。

 そんな秋の便りに誘われるように、「今度の三連休、晴れたら行こうか~」って、その場で即決。前日までスッキリしない天気が続いていたんですが、土曜日のその日はまずまずの紅葉狩り日和でした。

  ロープウエーに通じる道路は、同じ目的地をめざすクルマばかり。近くなるに従い、途中ストップするほどの渋滞ぶりです。やっとのことで駐車場にクルマを停め、ロープウエーでいざ山頂へ。

 この日の山頂気温は8.8℃との案内に、一瞬二人は服装を眺め合ってしまいました。「大丈夫かな~?」「チョット軽装過ぎたわね」、周りのひと達はダウンジャケットなど1ヶ月ほど早い装備です。でもここまで来たら、登るしかありません。

f0175804_653088.jpg  ふもとの湯の山温泉駅から、山上公園駅迄の12分間のロープウエー。全長2,161m、高低差780mです。ゆっくりのスピードながら、見る間に景色が伊勢湾を見渡せる高さまで。

 我が奥さま、途中で「駄目~、怖い~」。折角の絶景も途中から目を覆ってしまいました。3年ほど前、奥さまのお母さんと一緒に来たときも、やっぱりおんなじでした。

 
 乗り合わせた他のお客さま5~6人が、一斉にそんな奥さまを見て笑っていました。確かゆっくり回る大観覧車などでも、以前怖がりました。

 この日も景色を楽しむロープウエーは、単なる移動手段の乗り物になってしまいました(笑)。

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  新聞に載っていた、紅葉見ごろの白鉄塔付近に差し掛かりました。赤や黄の色鮮やかなスポットは、初めありませんでしたが、所々ポツリポツリと色づいています。

  全山が一気に紅葉する訳ではないと、新聞にもありました。知ってはいましたが、あれから数日経ってるのでとチョッピリ期待がありました。

 見頃は山上・中腹・山麓エリアと段階的に迎えるとか。自然のことなので、マァしょうがない事です。







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 伊勢湾が見渡せる朝陽台広場へ。手をかざし遥か彼方を眺め、「爽快ね~」「うん、来て良かった!」。「こっちが、中部国際空港!」、「左手方向の山、真っ赤だよ!」、まるで遠足に来た園児のようなはしゃぎぶりです。
 
 

 山上公園はアスファルト舗装され、ハイヒールで散策している女性も。中には赤ちゃんを抱っこしながらの人、杖をついた高齢のカップルも。凄いなと思いました。ここがとても2,000mを超える山頂とは思えません。

f0175804_6232284.jpg  そうそう、わたし達が結婚する前のデイトで、ここへ来たことがあるんです。あの頃の我が奥さまは20才そこそこ、真っ白なミニスカートでした。確か、籐で編んだバスケットを持ってたと記憶してます。

 わたしはと言えば、結構お洒落なサマーセーターにブラックジーンズ。当時はこんな格好をよくしていました。実際の年数は「ん十年」経っていますが、そんなに昔の事とは思いません。

 秋の匂いに誘われるように、麓の焼き栗を食べながら帰りました。
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by shizuo7f | 2008-11-06 06:30 | その他 | Comments(34)