スケッチブック

f0175804_6133980.jpg 奥さまと出掛けた土曜日の「あじさい・花しょうぶまつり」。鮮やかさに目を奪われ、カメラを構える方々がたくさんみえました。わたしもその中の一人、場所によっては肉眼で観るよりファインダー越しのほうが多かったかもしれません。あじさいに限らず、何を観るにも一年に一度の貴重な機会。折角の綺麗な花も肉眼で観ずしてと思うんですが、シャッターチャンスを捉えたい気持ちが優先します。そういえば子どもや孫ちびっ子の運動会などのときもそうでした。

 ベンチに座る数人のご婦人グループに目が行きました。それぞれが真剣に、そして何処となく楽しそうに、スケッチブックに風景を描写されていらっしゃいました。そっと覗くと、お一人の方はすでに鮮やかな色をつけてみえます。観たのは一瞬でしたが見事な水彩画です。広い園内でスケッチされていたのはこのグループだけ。写真もいいけど、水彩画もいいなぁと思いました。

f0175804_6144619.jpg わたしも昨年春の一時期、スケッチブックに数枚の風景画を描きました。先生はNHK「趣味悠々」。教材テキストを購入し、番組を観ながらの一人教室。ある程度の基礎学習をしたら、いざアウトドアスケッチへと考えていました。なかなか次のステップに進むことができず、現在に至ってしまいました。でも決して諦めた訳でもありません。素敵なスケッチをと今でも密かに考えています。

 写真でもスケッチでも、「自分を表現する」ことは同じと思っています。実際の風景や草花、人物はどんな道具や手法を使っても変わりはしないんですが、どう見えるかは違います。その時の状況や感情をどう表わすかで、世界にひとつしかない作品になるんだと思います。 

写真撮影とスケッチ描写の違いは、まず肉眼で見るか見ないかがあると思います。そしてわたしのスケッチテクニックがないだけなのかもしれませんが、カメラ撮影に比べスケッチの場合は時計の速度がゆっくり。言ってみればカメラはファーストフード、スケッチはスローフードかな。

f0175804_6154112.jpg ブログフレンドのみなさんは、どなたも素敵な写真を撮られてみえます。同じように見えても、おひとりお一人個性の違いを感じます。「あぁ~こんなふうに見えるんだ!」と感動する毎日です。お花を得意とされる方、人間観察に実力を発揮される方、みなさんいきいきしていらっしゃいます。明るい写真を撮ることと、夢あるスケッチを描くことの欲張りなわたしです。
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# by shizuo7f | 2008-06-17 06:18 | その他 | Comments(9)

お陰さま

f0175804_6122238.jpg 奥さまとのいつもの休日ショッピング。通りかかったお店のウィンドウに注目しました。見ると「やれなかった やらなかった どっちかな」、そして更に横を見ると「あとじゃできねんだよなあ いまのことは いましかできぬ」。またこんな書もあります、「そのときの出逢いが 人生を根底から 変えることがある よき出逢いを」。んん~、唸ってしまいました。これはわたしの家にも掲げている、相田みつをさんの書です。お店の方の温かくも優しく語りかける心のメッセージを感じました。

 昨年大病したときに、一時的に気持ちが弱くなりかけました。そんなとき、相田みつをさんの日捲りカレンダーを思い出し、毎日日替わりで眺めていました。わたしにとっては宝物のひとつです。これは数年前、奥さまとのデイト先で見つけたモノだったんです。そのときは、「あぁ~いい言葉だね」と軽い気持ちで買ってきたんですが、後にこんなに自分や奥さまを励ましてくれるとは思いもよりませんでした。

f0175804_6125480.jpg ですので闘病中の一年前、当時のブログにも「お陰さま」として綴りました。こんなに元気になれた自分を振り返る意味でも、今朝はもう一度あのブログを読み返してみました。よろしかったら、あなたもご一緒にどうぞ。

 よくわたしは「お陰さま」という言葉を口にします。今の自分が、周りのひと達の支えや協力、優しい心づかいなどで暮らしていけてると思っているからです。この世に生きる人間や動植物に至るまで、すべての生き物は決して一人では生きていけません。助け合い、協力し合い、いろいろ必要な関係を持っているからこそ、今日こうして暮らしていけてるのです。

 目の前の人だけでなく、周りの人やそのまた周りの人達とも、愛し合うために必要なのは、優しい気持ちとその行動でしょう。周りの人と幸せな関係を築いて、いいお付き合いをするためにも、優しい心が大切でしょう。こうして人として生まれることができたので、もっともっと優しい心を持たなければと思います。優しい心でいるためにも、自分が幸せであらねばと思います。

f0175804_6174559.jpg 自分に対する優しさも忘れず、周りの人達に、優しい気持ちを持ち続けたいと思います。人に優しくなれないときは、何か自分の心に問題があるのかも。その問題に気づいたら、丁寧に一つ一つ向き合うことにしています。いつもそしてこの先も優しくいられたら、それは、人として成長できてる証し。そんな中に自分の幸せがあるんだと思います。そんなふうに考えることにしています。

f0175804_614714.jpg やっぱり今日も、最大関心事は「無事勤められたこと」。取りあえず初めの目標通りで、本当に「お陰さま」の気持ちです。わたしを支えてくれたすべての人にそう思います。最近よく使うこの「お陰さま」。随分前にどなたかから聴いたことがあります。昔の人は、「陰(かげ)」という言葉に、「お」を付け「さま」まで付けて尊び、この言葉を大切にしてきたそうです。

今のわたしは、少しだけ歳を重ね、ましてや大病をしたことにより「お陰さま」の気持ちが強くなったのかもしれません。明日はリハビリ通院日。この3日間の結果を療法士の天使さんに報告するのが楽しみです(^^)。 

 一年後の今朝、こうして元気になって振り返ることができますのも、本当に「お陰さま」です。こんな素敵な朝に感謝しない訳にはいきません。少し長くなりましたが、お付き合い下さいまして有り難うございます。サァ~月曜日。今から出勤、「行ってきます」。
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# by shizuo7f | 2008-06-16 06:14 | 健康 | Comments(16)

あじさい・花しょうぶまつり

f0175804_1248049.jpg 梅雨真っ只中ではあるんですが、週間天気予報の晴れマークどうり絶好のお出かけ日和になった昨日の土曜日。「今日のデイトは、どこへ出かけようか?」「そうねぇ~、今の季節の花っていえば…、やっぱりあじさいや花しょうぶかしら?」。二人の会話から、目的地は即決。自宅から30分もクルマを走らせれば、季節の花いっぱいの「なばなの里」です。ちょうど今のイベントは、「あじさい・花しょうぶまつり」開催中です。

f0175804_12485139.jpg 昨年11月22日の「いい夫婦の日」に訪れて以来。あのときの幻想的な世界が蘇ってきます。光り輝く120万球のイルミネーション、光の回廊をくぐり、光の銀河「天の川」を眺め、まばたく高さ15mのツインツリーを見上げ、壮大なスケールで輝く花壇を二人で歩きました。季節は冬が過ぎ、春が過ぎ、今はすべてが熱い夏、早いものです。

f0175804_12495393.jpg 8000坪もある「あじさい園」は日本最大級です。ガイドによれば50種70,000株のあじさいが花開いています。また「花しょうぶ園」は、50種80,000株とか。会場の遊歩道沿いには、色とりどりの可愛い花がいっぱい。「ホラここに、我が家にもあるペンタス、インパチェンスが。あっそこには、イソトマ、バーべナが!」。指差す奥さまは、まるで憧れの男性をまのあたりにした少女のようです。

f0175804_1252151.jpg 紫色に怪しく広がるペチュニア、我が家の庭には無いスケールです。つい立ち止まってしまいました。「光の回廊」だった全長200mの遊歩道は、「あじさいロード」に大変身。「ガクアジサイ」や、それを品種改良した珍しいあじさいが勢ぞろいしています。ダンスパーティー、クラウンヨーロッパ、墨田の花火、マイコ、マリンブルー…、一鉢づつ歩きながら眺めました。

f0175804_12532060.jpg 青い空に棚田状に植えられている花しょうぶ。愛知万博のとき歩いたウッドデッキがこの「花しょうぶ園」にもありました。八つ橋から見る花しょうぶは、立体感があって見事です。ぐるりパノラマ的に咲き乱れる花しょうぶにウットリ。奥さまのスカートが涼しげに揺れています。

f0175804_12541746.jpg 遊歩道を巡ると、池のほとりに2つのスコップ。そう今は亡き、あの双子の「きんさん、ぎんさん」がお手植えに使ったスコップです。二人揃って「100歳、100歳!」と全国に笑顔を振りまき和ませてくれました。わたし達もお二人にあやかりたいものだと思いました。

f0175804_12553216.jpg 「ちょっと歩き疲れたね~」、「そうね、ひと休みしましょうか」。池のほとりのベンチに座ることにしました。木陰は冷んやり、爽やかな風が吹いています…。余りにも居心地が良かったので、つい時間を忘れてしまいました。2時間が経っていたんです。「向かいのお店に美味しいモノがあるよ」とわたし。ベンチに座り戴いたコロッケが美味しかったです。

f0175804_12564930.jpg ちょうど二人が座ったベンチの後ろは、サラサラ流れる小川。暗くなればホタルが見られるそうです。なんとゲンジボタルが数千匹、今週末が一番のピークとか。折角の機会でしたが、今日のところは陽が沈む前までに。二人が忘れかけていた「日本の夏」、ここにはまだチャンとありました。
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# by shizuo7f | 2008-06-15 13:05 | | Comments(6)

幽静館(木村記念館)を訪ねて

f0175804_8361890.jpg  早いものですでに5年が経ちます。わが町の広報レポーター公募があり、町長から委嘱して戴き、町のアチコチをレポートしました。毎月町から発行される広報には、わたしのレポートが載り、ワクワクどきどきの一年間を過ごしました。今朝は楽しかったあのときに、ちょっとタイムスリップしてみようと思います。そしてチョッピリ我が町自慢も。

f0175804_8385528.jpg  今回のレポートは、町の中心部にある幽静館(木村記念館)です。我が町が輩出した清潔な政治家で、偉大な功績を残された唯一の名誉町民、故木村俊夫氏を顕彰した旧木村邸跡地に建設されています。館内には、木村家から寄贈された俊夫氏、父秀興氏、祖父誓太郎氏の3代にわたる足跡を記す資料が多数展示されています。

  玄関前の石畳を通り風情のある木製門をくぐると、庭には幽静館の記が設置されています。木村氏の先祖は、近江の国司佐々木氏の一族であり、中世乱を避けてこの地に移り住み、農を生業とし繁盛した家と漢文で記されています。更に「幽静館」の云われも興味深く表示。八角形の建物は町民中村さんによる設計(第14回三重県建築賞入選)です。八の数字は七転び八起きなど縁起の良い数字と云われています。

f0175804_8394855.jpg  メモリアルホール(館内ホール)に入ると、まず目につくのがタペストリー。色とりどりの糸で模様などを織り出した、つづれ織りの壁掛けです。木村俊夫氏の「政治に人格を」を貫き通した、政治家としての清潔さをイメージしたものだそうです。

  展示コーナーは木村家歴代当主、俊夫氏をはじめ木村家三代の数々の功績と時代背景を年表に綴り紹介されています。広く町民の方々が郷土に対する認識を深め、歴史を大切にし、豊かな未来への出発をめざすひとつの大きな拠点として、幽静館を設置しますと記した額が掲示されていました。

f0175804_840589.jpg  木村俊夫氏が官房長官・経済企画庁長官・外務大臣の就任当時の、記念の品々が展示されています。又、代々伝わる幽静館記など100点の遺品が展示されています。元中曽根総理からの俊夫氏への弔辞(昭和59年11月3日)も。「姿性温厚・郷土を愛し・弱者と平和・不屈の闘志・一生を貫く」などの自筆の言葉が心に強く印象に残りました。

  町在住の元教師山口さんに、今回のレポート同行をお願いし説明して頂きました。熱っぽく木村家三代の歴史を、そして人間俊夫氏の温かく庶民的な人格について、お話を伺いました。あなたはもう訪問しましたか?我が町誇りの幽静館(木村記念館)へ。休館日は火曜日・年末年始、開館時間は午前9時~午後4時、入場無料です。庁舎前の故木村俊夫像もご覧ください。

f0175804_8415347.jpg  とまぁ、こんな調子でレポートしたんです。そばで奥さまが手を叩き、「良くできました~」って褒めてくれました。近い時期に機会がありましたら、また我が町自慢を兼ね紹介したいなと思っています。
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# by shizuo7f | 2008-06-14 08:46 | 我が町自慢 | Comments(4)

砂遊び

f0175804_5542748.jpg 2才を過ぎた孫ちびっ子たっくん。このところ急に活発になり、遊び方にも知恵がついてきたことを伺わせます。我が家にやって来てしばらくは部屋にいるんですが、数分ごとに関心の対象がクルクル変わります。今、おもちゃの電車を動かせていたかと思うと、絵本を取り出し眺めています。お姉さん孫のみぃちゃんがピアノを弾くと、同じように座りたがります。そういえば、今はすっかり落ち着いてきたみぃちゃん。あの頃は同じだったなと、つい見つめてしまいました。

 「お外へ行こうか」と声をかけると、「げんか~ん、げんか~ん」と呟き玄関へ走り出します。靴を履かせてもらうまで、ちょこんと玄関先に座りじっと待っているんです。表情はもう外へ行けるといわんばかりに、笑みいっぱい。ワンちゃんを飼っていないのでよくわかりませんが、多分同じかなと思います。「散歩へ行こうか」と言えば、尻尾を振る仕草を想像します。

 自宅前の児童公園には砂場があります。みぃちゃんは早速砂の団子作り。両手で上手に握り丸めていきます。たっくんにはまだこんな遊びはできません。カメラのレンズ越しに二人の行動観察。みぃちゃんは幼稚園で仲間遊びをしているので、たっくんがチョッカイを出してもキツク怒りません。さすがお姉さんです。

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 お部屋といっしょで、やっぱり公園でもウロチョロ走り回るたっくん。何やら木の枝を砂場に並べ始めました。ママの解説によれば、電車のレールを作っているようです。ちゃんと何かをイメージし、創作する様子を見て驚きました。

 幼稚園などみんなで遊ぶ砂場は、こどもの成長に欠かせない場であるとどこかで聞きました。お友達といっしょに遊ぶことで、協調性が身につきます。またシャベルなどお気に入り道具を貸したり借りたりで、仲良くなります。ムリに奪えば喧嘩勃発。幼児期の社会性を身につける場なんだそうです。たっくんが少々邪魔をしても、じっと辛抱するみぃちゃん。「そうかぁ~、偉い偉い」と目にシワ寄せ眺めているわたしでした。
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# by shizuo7f | 2008-06-13 05:58 | | Comments(10)