カテゴリ:映画( 113 )

さまよう刃

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 夏休みのある日。楽しくお喋りしていた友人と別れ、すっかり暗くなった家路を歩く高校生の絵摩。自宅で待つ父親の長峰重樹(寺尾聰さん)、娘からの電話にいつもの優しい笑みが。

どこにでも見られる風景、そんなシーンから始まったのです。いつもならしばらくして「ただいま~」と玄関ドアが開くのですが、この日はいつまで経っても開かなかったのです。

 法律と心の隔たりを描いた重厚な人間ドラマ、「さまよう刃」。
直木賞受賞作『容疑者Xの献身』の原作者でもある人気作家、東野圭吾さんのベストセラー小説の映画化です。


今月2回目となった「二人のシアター」は、雨となった土曜日の昼下がりに上映されました。
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by shizuo7f | 2009-10-20 21:37 | 映画 | Comments(40)

ディア・ドクター

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 過疎の村は住民の半分が高齢者。そんな地で神さまのように全幅の信頼を寄せられていたただ一人の医師、伊野(笑福亭鶴瓶さん)。
ところがある日突然の失踪、彼の素情を知る人は誰もいなかったのです。失踪前のこと、伊野は一人暮らしの未亡人かづ子(八千草薫さん)を診療していたのです。次第に伊野に心を開き始めていたかづ子、そんな折のことでした…。


「夕方からの上映時間ね」
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by shizuo7f | 2009-10-04 19:35 | 映画 | Comments(32)

サブウェイ123激突

 キキキキー。レールのきしむ音と共に、運行ダイヤ通り午後2時ニューヨーク市営地下鉄車両123号がホームに停車します。
 ホームからいきなり「抵抗するなよ」と運転士に銃を突き付ける、武装ギャングのライダー(ジョン・トラヴォルタ)。車内に乗り込む一味は銃を構え、「全員伏せろ!」。事件の勃発です。
 状況がわからない地下鉄指令係のガーバー(デンゼル・ワシントン)、「123号、なぜ停車を?」。「123号だが…」。「誰だ?」「ニューヨークに金を払わせてやる。こいつらの命と引き換えに」。
 こんなシーンで始まった、前日4日公開の『サブウェイ123激突』。

 9月に入って奥さまと観た「二人のシアター」は、34年前の『サブウェイ・パニック』のリメイク映画。パニックムービーとしても傑作映画です。

 上映時間が迫り、ゆっくりお昼をする余裕がありません。「コーヒーでも飲みながら、軽く済ませる?」「そうね、じゃあこのお店で」。奥さまからデンゼル・ワシントンについて、事前のレクチャーを受けながらのお昼です。

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 59分以内に1,000万ドルを市長に用意させるよう要求。交渉役を務めるデンゼル・ワシントンVSギャングのジョン・トラヴォルタ。まさに頭脳の激突が展開されます。

 「わたしに金を運べと」。「なぜあなたなの?殺されるかもしれないのよ!」と切なく声を震わせるガーバーの妻。現場からの携帯のやり取りがヒューマンさを高めます。落ち着いた声で、「必ず生きて帰るよ。約束する」。

 次々に繰り広げられるストーリー、片時も目が離せません。隣りに座るこの日の奥さまは、わたしの目くばせにも応える気配はありません。もう完全にスクリーンに入り込んでいるようです。

 都営地下鉄が、『サブウェイ123激突』をフルラッピング。こんな車両は今回が初めてだそうです。地下鉄が舞台のハイジャック映画、都交通局も映画に深い理解と粋な計らいをしました。今、大江戸線を乗れば、このラッピングライナーが見られます。都営地下鉄局と配給元のソニーピクチャーズ双方に宣伝の思惑が一致。このような遊び心があっていいと思います。

 「ハラハラしたね」「そうね~、見どころいっぱいだったわね」。勿論、この日も二人だけの映画感想会。息詰まる緊張感、スピード感、サスペンス。「こんな娯楽もあり!」が二人の結論でした。ジョン・トラボルタの悪役っぷりが決まっていました。以前観た「フェイスオフ」にまで話しが及び、家に帰るまでこの日の論評は続いたのです。

 そうそう、途中寄ったショッピングで思わぬモノを発見!このことは次の機会に綴る事にしましょう。
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by shizuo7f | 2009-09-06 18:27 | 映画 | Comments(42)

ハリー・ポッターと謎のプリンス

 8月になっても梅雨が明けない日曜日。きのうに続き、朝から断続的に激しい雨。「こんな日は、やっぱりアソコしかないね」「そうね~、月も変わったし、行く?」。二人の会話はこれで成立、そう行先は「二人のシアター」。日米同時公開され、早くも2週間が経過。観たのはあの話題作、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」です。
 世界的な児童文学のベストセラー、ファンタジー小説の「ハリー・ポッター」。今回はシリーズ第6弾です。主人公ハリー・ポッターとその仲間たち、邪悪なヴォルデモート卿との最終決戦です。

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 夏休みの日曜日。雨降りも重なって、いつもの映画館は想像を超えるファン。興奮することを予測し、冷たい「お~いお茶」もちゃんと準備。二人が座ったシートは、何とかベストポジションをキープ。「よかったね!」と顔を見合わせ、暗くなるのを待ったんです。

 考えてみたら「魔法アニメ」って、女の子を対象としたものが結構ありましたねぇ~。日本最初の少女向け魔法番組『魔法使いサリー』、そして『ひみつのアッコちゃん』。我がお嬢さまが、あのコンパクトを持って「テクマクマヤコン~」の呪文をとなえていました。

 孫ちびっこみぃちゃんが大好きな『プリキュア』…、これは魔法じゃなかったですね。そうそう憧れのアメリカ家庭を舞台にした『奥さまは魔女』、よく観ましたね~。

 『奥さまの名前はサマンサ。だんなさまの名前はダーリン。ごく普通の二人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。でもただひとつ違っていたのは…、奥さまは魔女だったのです』。

 我が奥さまも、ひょっとしてサマンサとおんなじ魔法使いかも。出会ったその瞬間に、掛けられたのかも知れません。ずっとその魔法が解けないから、出会った時のまんま。それが証明しています。
まぁこれからもずっと、魔法を掛けられたままでいることにしましょう。

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 映画館を出たわたし達。いつものように、魔法使いの奥さまとぶらりショッピング。激しかった雨もやみ、二人の家に帰ったのです。
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by shizuo7f | 2009-08-02 19:12 | 映画 | Comments(34)

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

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 梅雨が明けない愚図ついた日曜日。「きょうは絶好のシアター日和だね」「そうね~、以前見過ごした『ベンジャミン』チャンスかも」「ヨシ、決定!今からTSUTAYAへ行く?」。クルマで7~8分、お店には最新作がズラリ。ラックに収まったDVD、蟹さん歩きで眺める奥さま。後ろ姿は明らかに、「映画大好きモード」になっています。

 「観たよね~、幸せのレシピ」。そうまだこのブログに引っ越す前のこと。「幸せの1ページPS.アイラブユー…」。まだついこの前のことなのに、あの時あの頃を思い出し懐かしささえ感じます。TSUTAYA7月号を手にしたら、ブラッド・ピット特集。お目当ての『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は、15日レンタル開始日だったんです。

 後で聞いんですが、奥さまはもうレンタルが開始されていることはちゃんとリサーチ済みでした。

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 大事な宝物を手にした子どものようです。DVDを手に、「誰にもあげない!」、ハンドルを握るわたしには横に座る奥さまがそんなふうに見えました。今にも降り出しそうなどんよりした梅雨空。それとは対照的に、我が家に咲くカリー。いつもより黄色が鮮やか、わたし達の気持ちを表わしているようでした。

 「さぁ、二人のシアターだよ」。辺りには他のシートもなく観客はわたし達だけ。

f0175804_21211975.jpg 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』。原作はすでに90年ほど前に書かれた短編小説、その映画化なんです。画面は、「私は奇妙な身の上に生まれた…」で静かに始まりました。80代で生まれ、段々若返っていくひとりの男の姿を描いたストーリーなんです。主人公ベンジャミンをブラッド・ピットが素晴らしく演じています。

 「ベンジャミンが触れ合う人々や場所、愛する人との出会いと別れ、人生の喜び、死の悲しみ、そして時を超えて続く苦悩と歓び」。映画評通り、これらがぎゅっと詰った、まさに心に残る愛が溢れる感動巨編です。










 
 今こうして生きていること、そして一緒に年を重ねることの出来る人がいること。何でもないことのように思えるこれらは、実は口では言い表せないほど
幸せなことなんだと観終えてそう思いました。

 当然の事ながら、誰にも止められない時間の中で生きてるわたし達。でも、おんなじ時間を生きているから幸せです。
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by shizuo7f | 2009-07-21 21:35 | 映画 | Comments(36)

劔岳 点の記

 明治40年のこと、日本地図にない空白の地点がありました。「劔岳の頂点を目指せ!」。陸軍参謀本部から呼び出された、地図測量手の柴崎芳太郎。彼ら測量する人達の熱い思いと、命の尊さを語った新田次郎の同名小説が原作の映画『劔岳 点の記』。7月の「二人のシアター」は、土曜日のお昼一番に開館!

f0175804_22391348.jpg 今、「ときの人」となった木村大作さんの監督・撮影によるまさに大作映画です。

 木村さんは『八甲田山』『火宅の人』などの撮影を手掛けられた、日本映画界を代表する名カメラマン。先日もテレビでこの撮影エピソードなどを紹介されていました。結構毒舌ぽく、歯切れのいい口調が印象的です。

 






 館内を見渡すと、中年以上の方々が多いですね。公開されて2週間にもなるんですがさすが話題作、未だに結構な観客者数です。いつものように仲良く通路側のベストポジションに座りました。日本地図を完成させる為、命賭けの未踏の山に挑んだ男たちのドラマです。


 最近当たり前になりつつあるCGテクニック。後で知ったんですが、スクリーンに写されたあの大自然。本物を撮影することにこだわったそうです。真っ白な雪渓、大きな太陽が当たった真っ赤な雲海。仙台フィルハーモニーの交響曲が何度もバックに流れ、これ以上ない雄大さの演出は見事です。

 『無くしたんじゃないかと言われている日本人の共通精神、実話だからこその感動が胸に迫る』と紹介していました。この映画で主張したかった事のひとつです。観終わった後の映画評、いつもと違う奥さまとの会話が続きました。

f0175804_22433897.jpg この日も、二人でぶらりウィンドウショッピング。

 「このピンクお洒落、いいわぁ~」。「いいよ、気に入ったんなら」。そんなわたしの返事にも、この日は見るだけの奥さまでした。

 さぁ、今度はどこ行こうか~♪ まだ午後3時半でした。
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by shizuo7f | 2009-07-06 22:50 | 映画 | Comments(34)

ハゲタカ

  日本を代表する自動車会社「アカマ自動車」が、中国系ファンドにあわや買収か!執拗に迫る赤いハゲタカの劉一華(リュウ・イーファ)、対峙するのは天才ファンドマネージャー鷲津政彦。ターゲットとなった「アカマ自動車」のホワイトナイトとなった鷲津、繰り広げられる攻防戦に何度も「もう駄目かも!」と思ったわたし達。

f0175804_18591092.jpg 先週土曜日の昼下がり、奥さまと観た映画「ハゲタカ」。「何のために戦うのか。何のために働くのか。」、こんなキャッチコピーに吸い込まれるように映画館へ向かったのです。もし貴方にこんな問いかけがあったら、どう答えますか?

 今世界は、リーマン・ショックによる世界不況の真っ只中。そんな現実社会を映し出すかのように、まるでノンフィクションのように物語は展開していきます。

  わたし達は見逃したんですが、2年前NHKドラマで放映され大反響があったそうです。その続編として映画化されたのです。刻々と変化する現実を取り込もうと、撮影中に何度もシナリオを書き替え制作したとか。

 話しが少し反れますが、きょう会社で、「基本的に日本の経済は大丈夫だ」との経済コラムを目にしました。「えっ?」と一瞬小さな驚き。日本経済の実力と景気の微妙な関係を述たもの。それによると、対米輸出比率は17%に過ぎず対アジアの方が遥かに多いというもの。だから必要以上に悲観的になることはないと。

  まぁ専門的なことは経済評論家などに任せるんですが、「駄目だ、駄目だ」と意識が縮こまることがいけないと言っていました。景気は「気」だとも。「病は気から」の言葉と一緒なんだそうです。これもまたまた話しがそれますが、女子プロゴルファの諸見里しのぶさん。今日の帰りのクルマのラジオで言っていました。「ネガティブには幸運はお訪ずれない」と。

  話しを映画に戻します。劉一華(リュウ・イーファ)を演じる玉山鉄二さん。キャスティングとはいえ、その買収の仕掛けに少なからず敵意まで感じたわたし達。「天地人」で演じた上杉景虎の憎まれ役とかぶりながら、格好良さを感じたわたし達。今、ロードショーが始まったばかりで全部を語れませんが、「賢さと物哀しさ」を好演していました。

 数年後に現実のこととなるような、そうドキュメンタリーを観てるような気がしました。でも先に綴ったように、心に残ったことは「物哀しさ」の部分です。「何のために戦うのか。何のために働くのか。」のキャッチコピーにあるように、お金に翻ろうされる人間の哀しさを考えさせられました。ラストシーンの劉一華(リュウ・イーファ)を観て、悲しくなりました。




f0175804_1942521.jpg 巷では、ファンドマネージャー鷲津が掛けていたメガネが話題に。出勤中クルマで聴くFMラジオのパーソナリティも言っていました。

  憧れのそのメガネを「鷲津メガネ」というそうです。そう言えば、インテリっぽくチョッとお洒落な感じがしますね~。



f0175804_1915279.jpg  この日の映画は、「シックス・ワンダーフリー」でご招待だったんです。月一ペースをキープ、奥さまといつも仲よく「二人のシアター」。来月からシステムが一部変更され、何と「ファイブ・ワンダーフリー」になるそうです。益々映画とのご縁が深くなりそうです。
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by shizuo7f | 2009-06-16 19:31 | 映画 | Comments(34)

天使と悪魔

 二人で観た『ダ・ヴィンチ・コード』、早いものでもう3年が経ちました。そしてその続編、歴史犯罪ミステリー『天使と悪魔』。全世界同時公開されたきのう金曜日、チョットお洒落した奥さまと。「そろそろ行こうか、字幕版2時からだから~」「そうね、支度出来たし」。劇場のチケット売り場は、公開初日であっても平日とあってすいていました。

 「天使と悪魔、2枚」とわたし。「吹き替え版で、2枚ですね」「えっ?字幕版で」「字幕版は3時からでございます」。奥さまを見て、「やっちゃった~、ごめんね」。自宅ネットで上映時間を事前に調べたものの、どうやら間違えたようです。生の声を聞きたくて、いつも字幕版のわたし達。「しょうがないわ、じゃあブラッとする?」「そうだね~」。

f0175804_21432795.jpg  待ったぶんだけ、ワクワク感が高まりました。子どものように弾んだ気持ち。ロビーにはほとんど人の気配がなく、まるで二人だけの貸し切り状態です。いつものこと膝かけ2枚を借り、この日は一番広い4番劇場へ向かったのです。シートに座り、前作の復習をしながら待ちました。

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  トム・ハンクス演ずるラングドン教授のアクションシーン、予告を観た映像ではかなりの期待が持てそうです。その強い影響を受けたかどうかはわかりませんが、昨年秋に観た福山雅治さん演ずる「ガリレオ」を少し思い出しました。館内の照明が消え、いよいよ上映開始。

バチカンと対峙する秘密結社、何とか阻止しようと闘うラングドン教授。仕掛けられた核よりも強大な未来エネルギー。その爆発リミットは、いよいよあと一日。何とその日は次期ローマ教皇を選ぶコンクラーベが。世界中からの聖職者、信者、マスコミでバチカン市国の広場はごった返していました。

  幾度もやってくるスリルとサスペンスの展開。危機回避の暗号解きは続きます。片時もスクリーンから目が離せず、まさに手に汗握るシーンの連続。この日もスクリーンを見つめる奥さまと何度も、「面白いねサイン」の目くばせ。「見つけたぞ!」、とうとう爆発物が。ヘリコプターが舞い上がるシーンから数分後、大きく感動したのはわたしだけではありませんでした。

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  映画って観る人を、優しく、心豊かにしてくれる気がします。一瞬そのシーンを観るだけで、底知れぬ想像力が沸き起こるんです。当然、裏切ることなくこの日もそんな気が。そしてやっぱり、「楽しかったわね~」「そうだね」。「このまま帰るのは、勿体ないわね」「じゃぁ、少し歩いて行こうか」。ウィンドーショッピングをする奥さまに、この日も爽やかな風が吹いていました。
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by shizuo7f | 2009-05-16 22:14 | 映画 | Comments(26)

GOEMON

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  「妻の日」前日に出かけた土曜日のデート、実は映画も観たのです。衝動買いならぬ、「衝動観」かもしれません。クルマを駐車場に停め、映画館フロアを通って靴の店に行く予定だったんです。映画に目のないわたし達、見るとはなしに上映中の案内に目が。顔を見合わせ、「観る?」「まだ上映までに時間があるわね~」その返事は、「観ようか!」と理解したわたし。

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  観たのは、1日から公開している「GOEMON」。元々は大の洋画ファンのわたし達。そんな二人が、このところ邦画を観る機会が多くなっていることに気づいてはいました。つい手が出ちゃうのも、しょうがないですね。美味しいご馳走が目の前にあるんだから。

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  と言うのも、昨年辺りからわたし達、時代物にはまっているんです。きっかけは、昨年奥さまと出かけた「徳川美術館デート」。そしてあおいちゃんのNHK「篤姫」、益々面白くなってきた妻夫木さんの「天地人」。そうそう、正月に観た長編ドラマ「おんな太閣記」の影響も。あれは仲間由紀恵さんの主演でした。

  天下に名をとどろかせたあの大泥棒といえば…、そう石川五右衛門ですよね。子ども時代、少年雑誌や確か紙芝居で見たような記憶があります。随分古い話しをしていますが、わたし自身鮮明な記憶がある訳ではありません。そんな五右衛門にスポットを当てた、最近では珍しいストーリーなんです。

 核心は、織田信長暗殺の真相。ちょうど日曜日に観た「天地人」、タイムリーなことに本能寺の変。信長が明智光秀に謀反を起こされたシーンがあったばかりです。うがった見方をすれば、NHKの放映時期を意識した公開かもしれません。話しが本題から反れてしまいましたね。

  豊臣政権が誕生し世はつかの間の平安。その頃、大阪の町で暗躍していたのが五右衛門。大金持ちから金品を盗んでは、貧しい人達へ分け与えてたんです。たまたま盗んだ金品の中に、信長暗殺につながる物が!

  あまり史実がどうのと思ったら面白くありません。あくまでも、アクション娯楽映画だもんね。硬くこだわったらついては行けません、武士の命「まげ」もなければ、「畳」もない城内ですもん。実写とCG使いまくりです。観終えたわたし達、「元々映画って、何でもありだよね~」。

  興奮冷めやらぬまま、靴のお店に行ったのです。
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by shizuo7f | 2009-05-12 22:22 | 映画 | Comments(30)

レッドクリフ PartⅡ

  前作PartⅠから5か月間、待ち焦がれていた日がついにやって来ました。公開翌日の土曜日、天気は絶好のお花見日和。そんな誘惑にも負けず、二人が目指した行先は、そう『レッドクリフ PartⅡ』です。今月の「二人のシアター」は、ずっと前からこの映画に決めていたんです。

  やっぱりこの日も、「どうこんな感じで~♪」。洋服選びを嬉しそうにわたしに聞いてきます。「うん、満開の桜みたいで、いいんじゃないかな~」とわたし。

f0175804_22105117.jpg f0175804_2211913.jpg 勿論チケットは「夫婦50割引」、いつものシートをキープ。上映までにはチョット時間があり、ロビーで寛ぐことにしました。今から観るハイライトを放映しています。「凄いシーンがあるようだね」「そうね~、面白そう」。早くも気分はハイテンション、盛り上がった会話でプレスクリーンです。

  多くのファンを予測して、この日のスクリーンは最大の部屋。すでに座ってみえるお客さまを見ると、若いカップルや中年夫婦らしき人達。熱心な人なんでしょう、一人で座って見える男性も。みんなわたし達のように、ワクワクしながら上映を待っているのが分かります。喉の渇きを潤すペットボトルのお茶をシートのひじ掛けに置き、観るスタンバイはできています。

 アジア映画では歴代最高の大ヒットを記録、『レッドクリフ Part I』の続編なんです。三国志の時代は西暦208年、天下統一の野望に燃える漢の丞相・曹操に追い詰められた劉備(りゅうび)軍の天才軍師・諸葛孔明。「天下三分の計」を説き、孫権(そんけん)軍との同盟を提案。自ら孫権に向かい、交戦派の司令官・周瑜(しゅうゆ)と出会い信頼関係を築きます。連合軍の兵はわずか5万人、対する曹操はなんと80万人もの大群。赤壁の戦いはついに始まったのです。

 クライマックスは幾つも。そのなかでもピークだったのが、愛する妻小喬が、独りで敵陣へ乗り込んで行くシーン。なんとお腹には赤ちゃんがいたのですが…。果たして周瑜は小喬を取り戻すことができるのか。どんな展開が始まるのか、わたし達は目くばせしながらスクリーンを見入ったのです。

 なんとスケールの大きな映画でしょう。監督ジョン・ウーさんは私財10億円を含めて総額100億円をこの映画製作にかけたそうです。

  前作PartⅠを観たときに知ったんですが、「友情、勇気、愛の大切さを伝えたい」とのジョン・ウー監督の言葉。全編にちゃんとその思いが入っていることが分かりました。

  わたし達の評価は、このPartⅡもやっぱり星三つ。楽しませて貰いました。いつもの「ぶらっとショッピング」。町の装いはすっかり春から初夏に。奥さまのウィンドショッピングにお付き合いし、家に帰ったのです。
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by shizuo7f | 2009-04-12 22:24 | 映画 | Comments(30)